我々投資家にとってのメリット=購入する理由
1.小さな金額でも投資が始められます。○
株式投資や債券投資にはある程度まとまった金額が必要ですが、投資信託は通常1万円から購入が
可能です。
2.株式や債券などに分散投資されます○
投資の基本は、資産を幾つかの商品に分けて保有し、リスクの分散を図ることです。投資信託はこの
ような分散投資をしたいというニーズから開発された商品です。
3.専門家が運用します△
個人で株式や債券などの投資について、必要な知識や技術を身につける時間や商品を研究する時間、
そして市場を常に見続けることは困難です。そこで投資家に代わって、専門家といわれる人達に運用を
任せます。
ただし、専門家が必ずしも成績が良いとは限らないことは認識すべき点です。現にアクティブ
投信の場合、ベンチマークとする指標に対して勝っている(ベンチマークより成績が良い投信が少ないと
報道されています。)
投資家が知らないと損をすること⇒1.リスクの種類とリスク分散の方法
4つのリスク
一般的には「予測できない危険」のことですが、投資の場合には「儲かることもある一方損することもある」
つまりリスク=不確実性のことを指します。ということになりますが、我々投資家はやはり損をする危険度
のほうがしっくりしますね。
1.価格の変動リスク
価格の変動によって、どのくらい利益や損失が発生するかを予測できる度合のことを言います。
予測が出来れば出来るほどリスクが小さく(低い)、出来なければ出来ないほどリスクが大きい(高い)と
いいます(表示します)。株式などは殆ど予測が出来ませんので、価格変動リスクが大きい商品です。
従って、株式に投資する投資信託の価格変動リスクも大きいといえます。一方債券は価格の変動
幅が小さく、債券に投資する投資信託の価格変動リスクは小さいといえます。
2.為替変動リスク
為替の変動によって儲けや損が発生する可能性のことを言います。外国の資産で運用する投資信託に
投資する場合は基本的に為替リスクが発生します。リスクを伴わないようにする手段(ヘッジといいま
す)を取っている投資信託もあります。当然そのためのコストが発生しますので、為替変動リスクは発生
しますがヘッジなしの購入をお勧めします。為替リスクを取りたくない場合は、外国の資産で運用する
商品は購入せずに、国内の資産で運用する商品をお勧めします。
通常、円安の時に購入した商品は円高になると損が出ますし、円高の時に購入した商品は円安に
なると利益が出ます。
3.デフォルトリスク
利息や元本が支払われる可能性の度合いのことをいいます。支払われる可能性が高ければ高いほど
リスクは小さく、可能性が低い場合はリスクが高いことになります。一般では倒産や利息支払の繰り延
べの可能性のことです。
以前、国債ではアルゼンチンの国債で利払停止・償還減額が発生しましたし、社債では、発行企業の
倒産で無価値になったものも多数発生しています。
従って、我々投資家は、高利回り過ぎる債券はデフォルトリスクが大きいと認識する必要があります。
また、株式では倒産情報に接したら当該企業の株式を購入・保有は避けるべきと考えます。
4.金利変動リスク
金利の状況は絶えず変化しています。我々は余り認識していませんが、金利も時々刻々変動しています。
債券も償還前に売買すると金利動向の影響をうけて、額面価格でなくその時点の価格が付いています。
一般的には、満期までの期間(残存期間)の長い債券ほど金利変動の影響を受けると言われています。
(投資対象期間ごとに変動するという説もあります)。このため、MRFやMMFは金利変動のリスク回避の
ため残存期間の短い債券を中心に運用しています。従って、リターン(分配金)が小さい商品になります。
このように、国内株式に投資する投資信託では、価格変動リスクとデフォルトリスクを抱えています。外国債券
に投資する投資信託は、為替・デフォルト・金利変動・価格変動リスクを内在していると認識することが重要です。
銀行窓口等で外国債券または主として外国債券に投資する投資信託を購入する際は、国債に投資するから安心と思わずに4つのリスクを頭に浮かべてご購入ください。
第五のリスク、インフレリスクを考えましょう
インフレリスクは、金融商品が保有する変動リスクではありません。従って金融商品での損失とは全く
異なります。このリスクは投資をせずに普通預金等の低金利の商品に資金を置いておくと、物価インフレに
負けて、実質的な損失になってしまうというものです。。
例えば、あなたが、今年1月に金利が.02%の普通預金に100万円預けた場合、1年後には元金100万円+
利息が200円になっています。一方、今年1月100万円の商品購入を我慢したとします。物価上昇率が年1%
の場合この商品は1年後に101万円になっています。そこで、あなたは、あと9,840円(利息に付く税金f40円)
追加してこの商品を購入しなければなりません。これをインフレリスクと言います。
日本ではこの10年デフレが続きましたので、物価が下がり続けました。ですから、金利が付かない預金でも、
実質的には資産価値が上がっていました(日本の預貯金はマイナス金利が発生していません)。
良く、金利が付かないから損だという話がありましたが、大口預貯金をもつ資産家は、年度を追うごとに、
実質財産がデフレ率だけ増加したことになっていたのです。預貯金を持つ60歳以降世代にとって、デフレは
良い時代でした。ただし、企業とこれから貯蓄を始める働く世代(給与水準が下降)には厳しい時代でした。
本年、日本銀行がゼロ金利政策を変更し、金利がつく経済に舵をきりました。これから物価上昇が始ります。
このため物価上昇に負けない投資収益が必要となる、普通の時代に入ったと考えてください。まさにこれからが投資と運用の時代なのです。
※筆者から念のため
投資する際にはに各金融機関等から発表される正式な開示情報をご確認ください。本資料は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。投資による損益はすべてお客様ご自身に帰属いたします。投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者ご自身の最終的なご判断をお願いいたします。本資料は、信頼できると判断した情報に基づき作成されていますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。また、情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。 |
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